理事長挨拶

こども環境学会代表理事就任にあたって

20104

こども環境学会代表理事 仙田満

 

senda現代日本のこども達の成育環境はきわめて危機的な状況にあるといわざるをえません。運動能力、体力も減少し、肥満や糖尿病というリスクをかかえていたり、また不登校やうつというような精神的にも困難な状況におちいっているこども達も多くなっています。これらの要因はきわめて総合的なものですが、近年の社会的な変化によるものであります。これを改善するためにはこどもの成育環境を総合的に対応していかなければなりません。

こども環境学会はその総合的統合的な学術的議論の場、社会発信の場として2 0 0 4年に設立されました。会員数も1 , 0 0 0名を超えるまでになりましたが、こどもの成育現場の危機的状況のためには、もっと多くの方々の参加が期待され、より大きな社会的発信が望まれます。

今回、6年勤めた会長職を辞し、理事長に就任しました。大学における学長と理事長の関係のように学会の代表として学術的な活動は会長に、会の財政的基盤に注力する理事長という形で協力し運営していくこととなりました。そして本会が公益社団法人化をはたし、独立した学術的社会貢献団体となり、日本のこどもの成育環境改善のために、さらなる社会発信するよう今後も努力したいと思います。